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As
2025
「As」は、アスファルトという素材の起源を見つめ直し、現代の視点で再解釈することから生まれたシリーズです。 アスファルトは古来より、異なる素材を結びつける「接着剤」として用いられてきました。現代では道路舗装材としての印象が強いものの、その本質は“繋ぐ”という根源的な機能にあります。 このアスファルトという素材を、「異素材同士を媒介する存在」として捉えることで、新たな表現の可能性を探りました。
日本では縄文時代に動物を仕留めるために使われた矢尻には、木の枝と石を結び合わせるためにアスファルトが用いられていました。異なる素材をつなぐ媒介としてのアスファルトを現代でも同様の捉え方をし、アスファルトによって金属、石、樹脂などといった異素材を結合させ、スツールやサイドテーブル、照明などの家具コレクションの作品として昇華させることを目指しました。
またアスファルトをはじめとする一部の素材は、自らの手で成形や仕上げを行っています。素材を作り出す行為そのものを制作の一部と捉え、実験と設計を繰り返すことで、構造や質感へと落とし込んでいます。そうした実験的なプロセスを通じて、素材がもつ根源的な力や、異なる要素のあいだに生まれる関係性を探っています。

Use: Chair, Stool、Side Table、Lighting、Wall-mounted Object
Fabrication: ochiai-seisakusho Co.,Ltd. , Taichi Kuramochi, Coating Kobayashi Co., Ltd., C&B Limited, Fuji Marble Co., Ltd., Taiji Yajima (Aquila Co., Ltd.)
Photo Credit: MATOYA, SO KOIZUMI DESIGN (photo13 - 18)
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